Tuesday, August 01, 2006

BigFatCat and the Snow of the Century 41 p.47-p48

勝瀬大佑訳
ジェレミーの黒いリムジンは、ヴァリーミルズ通りを南に行く途中に蛇行しすべりながら雪と格闘していました。車は何度も道をはずれてすべっていき、エドを何度も後ろの席にはじきとばしました。彼はすぐに起きあがりましたがまたすぐにはじきとばされて、毎回何か固いものに頭をぶつけました。「車を安定さえてくれ。」エドは5度目に後ろのドアにぶつかったときに後ろの席からジェレミーにさけびました。ほとんど視界ゼロで運転しているジェレミーは怒ってさけび返しました。「そのダメな窓をしめたほうがいいんじゃないのか。肺炎になってしまうぞ。」雪は後ろの窓を吹き抜けていました。車の外だけでなく中でも雪が渦巻いているリムジンを運転するのはよりいっそう難しいことでした。エドは窓から半分頭をつき出して、目を道端に向けていました、でもこの雪の中一匹の猫を見つけるのは不可能でした。エドの唇は青色から黒色に変わっていて、彼は、寒い風の中、かろうじて目を開けていることができました。時間が過ぎていくうちに、彼から希望がなくなっていきました。ジェレミーはエドをちらっと見て、彼の絶望的な表情を目にしました。彼は一度つばを飲みました。

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