BigFatCat and the Snow of the Century 27 p.33
勝瀬大佑訳
エドは映画館の中で唯一動いている時計を確かめました。
「最後のバスがあと5分で来るんだ。いかなくちゃ」
ジョージとパディーは見つめ合い、そしてエドの腕をつかみました。なのでエドは、走り出すことができませんでした。
「エド。ちょっと待て。」ビージーズは言いました。
「私は猫を見つけなくちゃいけないんだ。こんな天気じゃ、彼は凍え死んでしまう。」
「その前にお前が凍え死んでしまうぞ。」ビージーズは叫びました。「モール行きの最終のバスに乗ったら、どうやって戻ってくるんだ。この天気じゃ、絶対に歩けないぞ。」
エドは聞いていませんでした。パディはエドがドアの方へ走っていくと思い、彼をもっと強くつかみました。でも、エドは他の何かを見つめていました。
「フランク」エドはまばたきをしながら言いました。
「フランク?」ビージーズは困ったような表情で尋ねました。
彼らはみんなフランクを見るエドの目を追いました。フランクはまだ手に持っているポスターに向かって自分が作った猫の歌を歌っていました。エドはジョージとパディーの腕をほどいてフランクの方へ歩いていきました。
「フランク」エドはフランクが持っているポスターに手を伸ばし始めていました。「これをどこで手に入れたんだ。」
相原寛彰訳

0 Comments:
Post a Comment
<< Home